はじめてのピックルボール

ピックルボールのやり方完全ガイド|初心者向けにルールと手順をわかりやすく解説

サーブのやり方・2バウンドルール・キッチンのルール・得点方法まで──ピックルボールのやり方を手順ごとにゼロから解説。初プレー前に読めば、コートに立ってすぐにラリーが楽しめます。

編集部編集部PICKLEBALL LIFE 編集部公開 2026.06.14更新 2026.06.15読了 約 7

ピックルボールのやり方をゼロから学ぼう

「ピックルボール やり方」で検索しているあなたは、きっと「友人に誘われてプレーすることになった」「急にやることになったのでルールを予習しておきたい」という状況ではないでしょうか。この記事では、コートに立つ前の準備から、サーブ・レシーブ・ラリー・得点方法まで、ピックルボールのやり方を手順ごとに解説します。

ポイントを先に言うと、ピックルボールをプレーするために最初に覚えるべきルールは「アンダーサーブ」「2バウンドルール」「ノンボレーゾーン(キッチン)」の3つだけ。これさえ押さえれば、初日からラリーを楽しめます。

ピックルボールの基本|コート・道具・人数

コートの広さとネットの高さ

ピックルボールのコートは、幅20フィート(約6.1m)×長さ44フィート(約13.4m)。バドミントンのダブルスコートと同じ広さです。テニスコートよりコンパクトなため、比較的短い距離でプレーしやすく、幅広い年代の方に親しまれています。

ネットの高さは中央が34インチ(約86cm)、サイドポストが36インチ(約91.4cm)です(USA Pickleball公式ルールより)。

使う道具

  • パドル:テニスラケットに似た形状ですが、ガットのないソリッドな板状。木製・グラスファイバー・カーボンなど。初心者には軽量モデルがおすすめです。
  • ボール:穴の空いたプラスチック製ボールを使用します。屋内用と屋外用があり、それぞれ打球感が異なります。
  • シューズ:テニスシューズやバドミントンシューズで代用できます。

プレー人数

シングルス(1対1)またはダブルス(2対2)でプレーします。初心者にはダブルスが人気。コートをカバーする範囲が半分になり、パートナーと協力できるため楽しみやすいためです。

【ステップ1】サーブのやり方

ピックルボールはサーブからプレーが始まります。通常のサーブには以下のルールがあります(USA Pickleball 2025 Official Rulebook参照)。

基本のアンダーサーブ

  1. コートの右側(偶数スコアの場合)からサーブを打ちます。
  2. ボールとパドルが接触する位置は腰より下である必要があります。また、パドルヘッドが手首の最も高い位置より上にならないように打ちます。アンダーハンドで下から上へ振り上げます。
  3. 対角線上のサービスコート内(キッチンの後ろ)にボールを入れます。
  4. サーブはノーバウンドで打つのが基本ですが、「ドロップサーブ」(ボールを一度落としてバウンド後に打つ)も認められています。

サーブのNG事項

  • ノンボレーゾーン(キッチン)内やそのライン上に入るとフォルト
  • ネットに当たるとフォルト(サーブのレットはなし)
  • サイドラインやベースラインを超えるとフォルト

【ステップ2】レシーブのやり方

サーブを受ける側は、必ずボールをワンバウンドさせてから打ち返す必要があります。これを「ダブルバウンスルール(2バウンドルール)」と呼びます。

2バウンドルールの流れ

  1. サーブされたボールをレシーブ側がワンバウンド後に返球
  2. その返球をサーブ側も必ずワンバウンドさせてから3球目を打つ
  3. 4球目以降は自由。ノーバウンドのボレーも、バウンド後のグラウンドストロークも可

このルールにより、サーブ直後のネット前ボレーが防がれ、ラリーが続きやすくなっています。

【ステップ3】ノンボレーゾーン(キッチン)のやり方

ネット手前2.13m(7フィート)のエリアを「ノンボレーゾーン」または「キッチン」と呼びます。このゾーン内でのボレー(ノーバウンドのショット)は禁止されています。

キッチンのルール

  • 禁止:キッチン内またはそのライン上での「ボレー」
  • OK:キッチン内に入ること自体は問題なし(打つ前にボールが必ずバウンドしていること)
  • 注意:ボレー後の勢いでキッチンやそのラインに触れてもフォルト(足だけでなく、体や衣服なども含む)

なぜキッチンのルールが大切か

キッチンルールにより、テニスのようなネット前スマッシュ連打が防がれます。代わりに、ネット近くからの低くて柔らかい「ディンクショット」が戦術の鍵になるのがピックルボールの独特な面白さです。

【ステップ4】得点のつけ方・勝利条件

スコアリングの基本

通常は11点先取・2点差以上で勝利というルールが採用されています。トーナメントでは15点または21点先取の場合もあります。

得点できるのはサーブ権を持つ側だけ

一般的なルール(サイドアウトスコアリング)では、得点できるのはサーブを打っているチームのみです。ラリーに勝っても、サーブ権がなければ得点になりません。

コールの仕方(ダブルスの場合)

ダブルスでは「サーブチームの得点−受け側の得点−サーバー番号」の順にコールします。例:「4−2−1」=サーブチーム4点・受け側2点・ファーストサーバー。

【ダブルス編】サーブ順とサーバー番号の覚え方

ダブルスでは独特のサーブ交代ルールがあります。最初は混乱しやすいですが、数回プレーすれば自然に覚えられます。

試合開始時の特例

ゲーム開始時のみ、最初のサーブチームは「ファーストサーバー1人だけ」がサーブします(セカンドサーバーなし)。ラリーを落とすとそのまま相手側へサービスが移ります。

通常のサーブ交代ルール

  1. ファーストサーバーがラリーを落とす → セカンドサーバーへ交代(同チームが続けてサーブ)
  2. セカンドサーバーもラリーを落とす → サイドアウト(相手チームへサービス移行)
  3. 得点するたびに左右を入れ替える(偶数スコア=右側、奇数スコア=左側からサーブ)

初心者がよくやるミス|これだけは注意

1. キッチンでボレーしてしまう

前に詰めてそのままネット前で打ってしまうのが最もよくあるミス。打つ前に「今どこにいるか」を意識する習慣をつけましょう。

2. サーブをオーバーハンドで打ってしまう

テニス経験者がやりがちなミス。アンダーサーブが基本です(ドロップサーブは例外)。

3. 2バウンドルールを忘れてサーブをボレーしてしまう

「最初の2球は絶対バウンド後に打つ」と唱えてからプレーに入ると忘れにくいです。

4. 強打しすぎてアウトになる

コートが小さいため、強打はアウトになりやすいです。「ネットを越えてコートに収める」を最優先に、コントロール重視で打ちましょう。

上達するための基本練習メニュー

1. 壁打ちでフォームを固める(15〜20分)

1人でできる手軽な練習。低い打点でコントロールして打ち返す練習を繰り返すことで、ディンクショットの感覚がつかめます。

2. サーブ練習(10分)

サービスコートの深い位置を狙ったサーブを繰り返し練習。ディープサーブは相手を後退させる有効な戦術です。

3. ディンク練習(パートナーと)

2人でネット手前に立ち、お互いのキッチン内に柔らかく打ち合う練習。ラリーを続けることを目標に、コントロールを磨きます。

まとめ|ピックルボールのやり方5つのポイント

ピックルボールのやり方をおさらいすると:

  1. サーブはアンダーハンドで対角のコートへ(接触点は腰より下)
  2. 最初の2球は必ずバウンド後に打つ(2バウンドルール)
  3. キッチン内でのボレーは禁止
  4. 11点先取・2点差以上で勝利
  5. 得点できるのはサーブ権を持つ側のみ(サイドアウトスコアリング)

この5つのポイントを頭に入れれば、初めてのプレーでも十分楽しめます。ルールは実際にプレーしながら自然と身についていくので、まずはコートに立ってみることが最短の上達法です。

ルールを文章で読むだけではイメージしづらい部分もあります。一緒にプレーする相手に確認しながら進めると、ルールは自然と身についてきます。この記事を手元に置きながら、気軽にコートに立ってみてください。

よくある質問

Q. 初心者が一番つまずくルールはどれ?

A. 「2バウンドルール」と「キッチンでのボレー禁止」が最初の壁になることが多いです。この記事の解説を参考に、プレー前にひと通り確認しておくとスムーズです。

Q. シングルスとダブルス、どちらが初心者向け?

A. ダブルスがおすすめです。コートをパートナーとカバーし合えるため、動く範囲が減り、初日からラリーを楽しみやすくなります。

Q. 室内と屋外でやり方は変わる?

A. ルール自体は同じです。ただしボールの種類が異なります(屋内用は穴が大きく軽め、屋外用は穴が小さく重め)。最初は開催場所に合ったボールを確認しましょう。

※本記事のルール・数値はUSA Pickleball 2025 Official Rulebook等に基づきます。最新の公式ルールはUSA PickleballまたはPickleball Japan Federation(PJF)の公式情報をご確認ください。

まずは、1回やってみよう。

ピックルボールは、読むよりも一度ラリーしてみると楽しさがわかるスポーツです。
はじめての方は、ルール・服装・持ち物をチェックしてから、体験できる場所を探してみましょう。

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PICKLEBALL LIFE編集部。ピックルボールの魅力を届けるため、全国の施設・コミュニティ・プレーヤーを取材しています。ニュース速報、施設レビュー、イベントレポートを中心にお届け。